2019/03/20 16:42
こんにちは。
INANNA-BEAUTYの中野です。
今回のテーマは【コラーゲン】
コラーゲンが肌や身体に効果があることは知っているけれど、そもそもコラーゲンとはど何なのか知らないまま、
何となくサプリメントを飲んだり、化粧品を使っている人も多いのではないのでしょうか?
コラーゲンの特長と効果をしっかりお伝えします。
コラーゲンって何?
コラーゲンはたんぱく質の1種です。
たんぱく質は炭水化物・脂質とともに三大栄養素と呼ばれ、
人体を構成する重要な成分のひとつで身体全体の20%もあって、60%ある水に次いで多いです。
またコラーゲンは、身体全体の6%、そして真皮の70%以上を占める成分です。
コラーゲンの量って、どれくらい?

コラーゲンはもともと自分の身体にないので、サプリメントで取り入れないとと思っている方も多いはず。
いいえ、違います。
コラーゲンは肌だけでなく身体全体のあらゆる部分に存在しており、骨や血管などに多く含まれています。
例えば、平均的な日本人女性の場合、体内のコラーゲンは500mlのペットボトル約6本分にもなります。
内訳は、お肌に40%、骨・軟骨に10~20%、血管7~8%。
残りは、髪の毛なども含め、身体のあちらこちらに少しずつ存在します。
コラーゲンは一種類だけじゃない?
人間の体内にあるコラーゲンは、いま分かっている範囲で28種類、Ⅰ型、Ⅱ型…という型で分類されています。
そのうち9種類が皮膚に存在し、それぞれが重要な役割を果たしていると言われています。
皮膚にある9種類のコラーゲンの中でもⅠ型、Ⅳ型、Ⅶ型の3つのコラーゲンは、肌のハリや弾力を保つために必ず必要なものです。
体内のコラーゲンは、加齢とともにどんどん減少し、身体の中で新しくコラーゲンをつくり出す力も衰えていきます。
化粧品やサプリメントのコラーゲンとは?

体内にあるコラーゲンと化粧品やサプリメントに使われているコラーゲンは異なります。
化粧品等に使われているのはコラーゲンペプチドと言います。
コラーゲンを加熱してほぐしたものがゼラチンであり、さらに酵素などで細かく分解したものがコラーゲンペプチドです。
コラーゲンペプチドは低分子であるため、水に溶けやすく、食品や化粧品分野で広く活用されています。
現在流通しているコラーゲンペプチドは牛、豚、魚、鶏などから作られますが、豚由来が過半数を占めています。
コラーゲンは食べても意味がないの?

食べたコラーゲンがそのまま自分自身のコラーゲンになるわけではありません。
コラーゲンを食べても、一旦、アミノ酸に分解され、それがまた身体をつくる原料として再利用されるのです。
コラーゲンはすべてがアミノ酸に分解されるのではありません。
一部は「ペプチド」という状態になって、体内のコラーゲンやヒアルロン酸の生成に役立つ役割をします。
コラーゲン化粧品のできることとは?
保湿成分として、肌の潤いを維持するのを助けます。
だから、コラーゲン化粧品でできることは、乾燥を防いで肌を保湿することです。
バリア機能が正しくはたらいたり、ターンオーバーが正常化することもあります。
コラーゲンが、肌で自分自身のコラーゲンになることはありません。
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INANNAスキンローション120ml
